2025-2026シーズン活動報告・2026-2027シーズン活動計画

2025–2026シーズンは「ワールドカップ選考基準の達成」と「全日本選手権優勝」を目標に、全31戦へ出場し、5か月にわたって各国で雪上練習を行いました。

31出場レース
5か月海外雪上練習
3位ポーランド選手権 SL
9位EC Bad Gastein PSL

選考基準となるFISポイントの獲得に向け、コーチ・トレーナーによる指導体制を強化し、心・技・体の底上げに取り組みました。シーズン終了時点で目標達成には至りませんでしたが、成長を確信すると同時に、悔しさを次の高みへつなげる重要な転換期となりました。

シーズン目標に対する結果

  • トップ選手との差を0.5秒速くする
    各大会でトップ選手との差が縮まっている手応えを得ました。
  • 大会の滑りを練習からプラス0.5秒以内に収める
    課題だった予選の滑りを改善し、練習より大会で速く滑れる場面も生まれました。
  • 体重80kgを目指す
    食事管理を継続し、80kgを維持しながらフィジカルレベルを高めました。
  • 筋量を3kg増やす
    目標を達成しました。
  • 瞬発力と持久力を両立する
    それぞれの能力を底上げし、連戦期にも体力面の不安を抑えました。
  • 大会でのメンタルを安定させる
    メンタルコーチの指導で安定性は向上。一方、技術面に由来するミスを減らし切れなかったことが次の課題です。
  • 加速させるターンを基礎レベルへ落とし込む
    新たなスキルとして習得することができました。

「フィジカル・メンタル・スキル」の3軸

01 / PHYSICAL

限られた時間で身体能力を強化

仕事との両立を図りながら、筋力、持久力、瞬発力、体幹を効率的に伸ばすプログラムを実践しました。

02 / MENTAL

分析からレース戦略へ

大会分析に基づく戦略立案を継続し、前年度の課題だった予選タイムが大幅に向上。決勝進出回数を増やしました。

03 / SKILL

感覚とデータをすり合わせる

主観的な感覚と客観的な滑走データを照合し、コーチとの対話から多角的に課題へアプローチしました。

主な大会結果

期日 会場 カテゴリー/種目 順位
2025/12/13 ドイツ/Gotschen EC/PSL 22位
2025/12/18 チェコ/Moninec EC/PSL 17位
2025/12/27・28 中国/Galaxy Ski Resort AC/PGS・PSL 11位・11位
2026/1/9 イタリア/Folgaria EC/PGS 16位
2026/1/15 オーストリア/Bad Gastein EC/PSL 12位
2026/1/16 オーストリア/Bad Gastein EC/PSL 9位
2026/1/26・27 韓国/Phoenix Pyeongchang AC/PGS・PSL 12位・12位
2026/2/19 北海道/阿寒 AC/北海道選手権/PSL 6位
2026/2/20 北海道/阿寒 AC/全日本選手権/PGS 4位(3位)
2026/3/7 ポーランド/Bialka Tatrzanska EC/PGS 12位
2026/3/10 ポーランド/Bialka Tatrzanska ポーランド選手権/SL 3位
2026/3/29 スロベニア/Rogla スロベニア選手権/GS 10位
2026/4/1 イタリア/Nova Levante イタリア選手権/PSL 16位
2026/4/4 ブルガリア/Bansko ブルガリア選手権/PGS 8位

EC:ヨーロッパカップ/AC:アジアンカップ/PGS:パラレルジャイアントスラローム/PSL:パラレルスラローム。上表は活動報告書に掲載された成績上位の大会です。

2025–2026シーズンの主な活動

期間 活動 場所 内容
8/20–9/11 海外遠征(KTAA) ニュージーランド 雪上・陸上トレーニング、ビデオミーティング
11/19–12/29 海外遠征(KTAA) ヨーロッパ/中国 トレーニング、ビデオミーティング、大会出場
1/4–1/23 海外遠征(KTAA) ヨーロッパ トレーニング、ビデオミーティング、大会出場
1/25–1/28 海外遠征(KTAA) 韓国/High 1 Resort トレーニング、ビデオミーティング、大会出場
2/2–2/7 国内合宿(KTAA) 北海道/北見市 雪上・陸上トレーニング、ビデオミーティング
2/14–2/20 国内遠征(KTAA) 国設阿寒湖畔スキー場 トレーニング、ビデオミーティング、大会出場
2/27–3/3 海外遠征(KTAA) 韓国/O2 Resort トレーニング、ビデオミーティング、大会出場
3/4–4/7 海外遠征(KTAA) ヨーロッパ トレーニング、ビデオミーティング、大会出場

KTAA:K-snow Training Academy for Athlete(プライベートチーム)

2026–2027シーズン活動計画

今季は転戦数の増加により、調整と練習の機会が不足し、滑りの完成度低下からミスを誘発したことが大きな課題でした。次シーズンに向けてトレーニング計画と大会戦略を根本から再構築し、シーズンを通してベストパフォーマンスを維持できる身体づくりに取り組みます。

MAY – OCT

オフシーズン

持久力と最大筋力を向上。筋持久力の弱点を伸ばし、練習の絶対量を増やせる身体をつくります。

NOV – DEC

オンシーズン

滑りの質と引き出しを増やしながら、フィジカルを衰えさせないよう滑走とトレーニングを両立します。

JAN – APR

ハイシーズン

最大筋力を底上げし、より力強い滑りを実現。準備してきた身体と練習を信じて限界を超えます。

海外遠征予定

  • 6月上旬〜7月上旬:ヨーロッパ遠征
  • 8月中旬〜9月中旬:ニュージーランド遠征
  • 11月上旬〜12月下旬:EU遠征
  • 3月上旬〜4月上旬:EU遠征

次シーズンの目標

定量目標:トップ選手とのタイム差を1秒以内に収める/体重83kgを目指す/筋量を3kg増やす。

定性目標:瞬発力と持久力を両立する身体づくり/有酸素能力の向上/大会でのミスを減らし勝率を高める/戦略を練り上げ、勝てる状況を増やす。

長期的な目標

オリンピックやワールドカップなど世界の舞台で戦うことを目指し、フランスオリンピックを見据えて活動していきます。最終的なゴールは、オリンピックとワールドカップへの出場です。

期間 目標 目標達成のために
2027 全日本選手権優勝/ワールドカップ基準クリア 世界で戦える滑りを身につけ、自分の強みを生かす。
2028 全日本選手権優勝/ワールドカップ出場 世界で戦える滑りを磨き、メンタルと技術を向上する。
2028–29 ワールドカップ出場 世界のトップの滑りへ近づき、メンタルと技術を向上する。
2029–30 ワールドカップ上位入賞/オリンピック出場 世界のトップの滑りを実現する。

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